Attic Garden
(2010)
Photo:Miwa Ohba


ひとが屋根の下に暮らすのは、そこにもたらされるその恵みが、雨が、
その陽射しが、ときとして私たちには強すぎるからだ。
屋根というものが、神様の、そのきまぐれとも思える営為を受け容れながら、
その元に慎ましく日々を送るための象徴的な存在のように思える。
一見、その、降りつけるものから逃れているようであっても、そこから漏れ
落ちる雫でさえ、余さず生命への恵みであることを、
私たちはそれでも、わからなければならないというのか。